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注目ジュエリーブランド20選。デイリー使いできる個性派をチェック
“自分だけの”スタイリングに欠かせない、個性的でずっと使えるアイテムがきっと見つかる!
「パーソナルスタイル」というのはトレンドではなく、“自分だけ”のもの。つまり、真のパーソナルスタイルをひとくくりに表現することはできない。
たとえば、自分のスタイルを表す3つの形容詞や、MBTI、SNSのアルゴリズムだけでは、気分やライフスタイルの変化、アイデンティティまで網羅することはできない。そして、好奇心や探究心を持ち続ける人たちにとって、ひとくくりにされたスタイルだけでは機能しない。私たちの着こなしが毎日同じではないように、クールなジュエリーブランドもまた、あらゆるスタイルにおいて、可能な限りユーモアや個性をもたらしてくれる。
本記事でピックアップする「スオット スタジオ(Suot Studio)」の創業者であるマルタ・トゥースは、飽和した市場において、消費者は「品質と信頼性」を求めていることに気づいたそう。「彫刻のようなジュエリーは、自分自身を表現し、日々の着こなしに個性を与えてくれたり、際立たせる手段となってくれたりします。私たちは、『ジュエリーは特別な日に使うもの』という固定概念を払拭し、いまではより大胆で現代的、かつユーモアのあるジュエリーを求めています」
また、カロリーナ・デ・バロスは、自身の名を冠したジュエリーブランドに、唯一無二の信念を注ぎ込んでいる。「偶発的に、アイテムに独自の個性が宿るという考え方が好きです。ですから、さまざまな技術を試して出来上がるフォルムやテクスチャーを大切にしています」
ユニークでありながらも、時代を超越したジュエリー作りを目指す戦略は、身につける人たちの目立ちたい、けれど(ジュエリーとの)つながりも保ちたい、という欲求が背景にあるそう。「ハンドメイドへの回帰も高まっており、人々は“肌をとおして感じるもの”に価値を見いだしています。人の手から手へと受け継がれてきたことがわかる感覚です」
では、ジュエリーにおける「真のパーソナルスタイル」とは何を意味するのか。一言で説明すると、それは人それぞれのやりたいようにやること。補足するのであれば、「驚き」や「感情」、そして「不規則性」を取り入れること。
ここでは、ストーンを用いたもの、テクスチャーや形に独自性があるもの、そしてなにより大切な「個性」で勝負している20のジュエリーブランドを紹介する。
From Harper's BAZAAR.com